皆さんこんにちは、
2016年の年明けから1週間が経ちましたが、皆さんは如何お過ごしでしょう?
私はそろそろ正月ボケを卒業しなければ・・・と、気を引き締めなおす今日この頃です。
早速ですが、久々のブログ更新です。
2016年初となる今回のブログですが、タイトルの通り「車検と整備の違い」について書いていきたいと思います。
何故に今このネタなのか(´・ω・?
「つたえファクトリー」が整備や点検以外に車検も行っていることは、「つたえファクトリー」ご愛好の皆さんであれば当然ご承知かと思います。
そして、「GERMAN CARS」という雑誌に「つたえファクトリー」の記事が掲載されていることも、当然?ご存じかと思うのですが・・・
2016年1月8日発売の「GERMAN CARS」で、この「車検と整備の違い」について、我らが工場長のブロマイド?付き特集記事が組まれています。
http://www.bunkasha.co.jp/search/g2134.html
特集記事の取材の際、対応した支配人が安心点検パック(Tsutae’s Check Up)で独自チェック項目を設けるなど、整備や車検にも力を入れている旨を熱く伝えていたのですが、ある事実がそこで判明します。
それは・・・
”ホームページに車検のページが無いじゃないか!!”という事実(;゚Д゚)
法定12ヶ月+αをカバーする安心点検パックの「Tsutae’s Check Up」についてはあります。
しかし、車検ページは・・・確かに無いですよね(-ω-;
これは流石に駄目でしょ・・・ということで、現在車検用ページを準備中です。
安心点検パックである「Tsutae’s Check Up」と、車検となる「Tsutae’s 車検」(仮名)なども皆さん気になるところだと思いますが、車検ページ完成まで今しばらくお待ちくださいね!!
前置き長くなってしまいましたが、本題テーマである「車検と整備の違い」についてです。
これは「GERMAN CARS」特集からの抜粋がメインとなりますが、それだけだとパクリ?と言われてしまいますので、補足情報なども加えながら書いていきますね。
以下は「GERMAN CARS」特集記事からの抜粋となります。
憧れのBMWを手に入れて気分も最高潮!
なんて思っている時にやってくるのが車検。
これはクルマに乗る上では欠かせないが、車検と整備の違いを正しく理解しているだろうか。
という下りで始まる特集記事では、「車検と整備の違い」について冒頭で解説されているのですが、要約するとこんな内容になります。
車検を通したのに何故直ぐに車が壊れるの?と思ったことがある人は、車検と整備を勘違いしているのかも知れない。
国家資格である自動車検査官が、車の整備状態の問題の有無を厳しく検査、問題があれば不合格とするのが車検システムです。
車の整備状態を検査するという意味では、一般的な整備のそれと一見して違いが無いように思えるが、車検で重要視されるのは、ブレーキやサスペンション、ライト類やスピードメーターなど、故障すると他のクルマを巻き込んだ事故に繋がるような走行安全に関わる箇所に集中して各部の状態を検査しているだけである。
自動車は、ネジ一本まで数えれば3万点近い部品が組み合わさって構成されているため、僅かな時間で全てを検査することなど不可能。
そのため、走行安全に支障を来すであろう、重要、かつ基本的な部分を重点的に定期検査点検しましょう、というのが車検というシステムである。
つまり、車検システムというのは、あくまで街を走る自動車の安全性を保つためのものであって、数多くあるであろう消耗部品の交換状況やメカニズムの信頼性といった範囲までカバーされたものではないということ。
もっと簡単に言ってしまうと、車検システムというのは国が決めた「道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準」をクリアしてるかを検査するだけで、検査基準をクリアするために行うのが車検整備ってことですね。
ちなみに、「道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準」って何?と思われる方もいるかなと思いますので、補足情報として加えておきますね。
【道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準の定期点検内容】
点検箇所 | 点検時期 | ||
1年ごと | 2年ごと(1年ごとの点検に次の点検を加えたもの) | ||
かじ取り装置 | ハンドル | 操作具合 | |
ギヤ・ボックス | (*1) 取付けの緩み | ||
ロッド及びアーム類 | (*1)1 緩み、がた及び損傷 2 ボール・ジョイントのダスト・ブーツの亀裂及び損傷 |
||
かじ取り車輪 | (*1) ホイール・アライメント | ||
パワー・ステアリング装置 | ベルトの緩み及び損傷 | 1 油漏れ及び油量 (*1)2 取付けの緩み |
|
制動装置 | ブレーキ・ペダル | 1 遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 2 ブレーキの効き具合 |
|
駐車ブレーキ機構 | 1 引きしろ 2 ブレーキの効き具合 |
||
ホース及びパイプ | 漏れ,損傷及び取付状態 | ||
マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ及びディスク・キャリパ | 液漏れ | 機能、摩耗及び損傷 | |
ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シュー | (*1)1 ドラムとライニングとのすき間 2 シューの摺動部分及びライニングの摩耗 |
ドラムの摩耗及び損傷 | |
ブレーキ・ディスク及びパッド | (*1)1 ディスクとパッドとのすき間 2 パッドの摩耗 |
ディスクの摩耗及び損傷 | |
走行装置 | ホイール | (*1)1 タイヤの状態 (*1)2 ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み |
(*1)1 フロント・ホイール・ベアリングのがた (*1)2 リヤ・ホイール・ベアリングのがた |
緩衝装置 | 取付部及び連結部 | 緩み、がた及び損傷 | |
ショック・アブソーバ | 油漏れ及び損傷 | ||
動力伝達装置 | クラッチ | ペダルの遊び及び切れたときの床板とのすき間 | |
トランスミッション及びトランスファ | (*1) 油漏れ及び油量 | ||
プロペラ・シャフト及びドライブ・シャフト | (*1) 連結部の緩み | 自在継手部のダスト・ブーツの亀裂及び損傷 | |
デファレンシャル | (*1) 油漏れ及び油量 | ||
電気装置 | 点火装置 | (*1)(*2)1 点火プラグの状態 2 点火時期 3 ディストリビューターのキャップの状態 |
|
バッテリ | ターミナル部の接続状態 | ||
電気配線 | 接続部の緩み及び損傷 | ||
原動機 | 本体 | 1 排気の状態 (*1)2 エア・クリーナ・エレメントの状態 |
|
潤滑装置 | 油漏れ | ||
燃料装置 | 燃料漏れ | ||
冷却装置 | 1 ファン・ベルトの緩み及び損傷 2 水漏れ |
||
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置 | ブローバー・ガス還元装置 | 1 メターリング・バルブの状態 2 配管の損傷 |
|
燃料蒸発ガス排出抑止装置 | 1 配管等の損傷 2 チャコール・キャニスタの詰まり及び損傷 3 チェック・バルブの機能 |
||
一酸化炭素等発散防止装置 | 1 触媒反応方式等排出ガス減少装置の取付けの緩み及び損傷 2 二次空気供給装置の機能 3 排気ガス再循環装置の機能 4 減速時排気ガス減少装置の機能 5 配管の損傷及び取付状態 |
||
エグゾースト・パイプ及びマフラ | (*1) 取付けの緩み及び損傷 | マフラの機能 | |
車枠及び車体 | 緩み及び損傷 |
車検では、この検査項目に対応する各部位の検査が行われるわけですが、車検時の状態が基準をクリアできてれば車検は通るという事になります。
そのため、「車検を受けたばかりなのに、クルマが故障して止まった」というのは普通に考えられると特集記事では解説しています。
車検が通ったから安心ということではなく、常日頃から車の声に耳を傾け、定期的な点検・整備を疎かにしないことが重要なんです。
合わせて「GERMAN CARS」の特集内では、BMWにおける車検整備の重要性を以下のようにも謳っています。
故障の少ない国産車では、車検に受かるためのポイントだけを整備した程度でもその先の2年間を何事もなく過ごすことができる場合が多いが、消耗部品として定期的に交換しなくてはいけない部分が多いBMWなどのドイツ車の場合、それ以上の点検と整備をどこまでやっておくかで、2年間の信頼性が決まると言ってもいい。
だからこそ、どこで誰に整備してもらうかが大切になるのだ。
最後に謳われている問題提起の内容は、「つたえファクトリー」が提供している「Tsutae’s Check Up」の理念ともつながる内容で、定期的な点検による問題の早期発見予防をお勧めしている理由にもなっていますが、最後に謳われた問題提起の言葉にはBMWだからこその理由が隠れています。
上の「道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準」表を見て何か気が付きませんか?
気づいた方は、BMWの日頃のメンテナンス意識が高い方だと思います。
そう、この「道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準」は別にBMWなど特定車種に限定して作られたものでは無く、一般的な乗用車用として作成されたものなんですね。
BMWは多くのECUにより電子制御された部品が多く使用されており、センサー類が異常を感知してもコンピューター内部の自己調整機能によって普通に走行できたります。
この異常感知はエラーログとして記録されるのですが、エラーの回数や深刻度といった検査内容は車検システムのそれにはありませんので、BMWを熟知していない場合や設備が無い環境では、BMW固有とも言える問題が埋もれてしまう可能性が高いという意味が含まれています。
BMW正規ディーラーの認定工場でもあるつたえファクトリーは、正規ディーラーが使用している診断機と同等の診断機を使っているため、過去に記録されたエラーログから現在の車の状態をチェックすることができ、BMWを熟知した元BMW正規ディーラーメカニックの経験と正規ディーラーとの太いパイプにより、BMWの旧車から最近のBMWまで幅広く信頼性の高い点検・整備が提供できます。
法定12ヶ月+αをカバーする100項目近い「Tsutae’s Check Up」の検査項目はこのようなバックグランドがあって作られていますが、車検となる24ヶ月点検では「道路運送車両法に基づいて定められた自動車整備基準」に定められる整備項目としてブレーキシステムの分解清掃なども加えられます。
「Tsutae’s Check Up」と同様に「即交換」「早期交換」「予備交換」の3段階に分けた診断書を作成し、深刻度に応じた整備メニューを提供できるのも「つたえファクトリー」ならではですよね(>ω<b
ほぼパクリ?と宣伝?じゃないか的な感じでまとめられた今回のブログですが・・・
「GERMAN CARS」の特集記事では、このあとサンプルカーを使った検証記事が紹介されており、「つたえファクトリー」における24か月点検の具体例が解説されています。
「つたえファクトリー」のBMW車検では、「Tsutae’s Check Up」以上の検査・整備内容が含まれておりますので、BMW車検のほうも「つたえファクトリー」にお任せください(>A<b
サイト内の車検ページは、準備が整い次第サイト内のインフォメーションでお伝えしたいと思います。
それまで待てない!!という方は、是非お近くの書店かローソンで「GERMAN CARS」を探してみてくださいね!!
もちろん、「GERMAN CARS」はショールームの本棚にも置いてあります。
1月のお正月キャンペーンも31日まで開催中ですので、是非お越しいただければと思います。
言い忘れましたが、今回の「GERMAN CARS」にはタイヤの特集で別のスタッフのブロマイド?も掲載されています。
誰か?は見てのお楽しみということで(>ω<b
それでは皆さん また次回お会いしましょう!!
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